第4学年 算数科「一億をこえる数」評価規準

単元の評価規準

算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての技能

数量や図形についての知識・理解

億や兆をこえる大きな数の表し方やしくみに関心をもち,それらの数のよみ方,かき方を知ろうとする。

万までの十進位取り記数法の原理を生かして,億や兆までの数のしくみを考えることができる。

大きな数をよんだりかいたりできる。(3桁)×(3桁)の筆算ができる。

大きな数の構成としくみが分かる。

 

時間

ねらい・学習活動

観点

学習活動における具体の評価規準例

日本及び世界の人口をもとに,一億よりも大きい数に着目し,大きな数のしくみやよみ方,かき方について関心をもつ。

○千万では表しきれない大きな数の表し方について関心をもつ。
B:千万の位の上には新しい単位があることを,4桁ごとに単位が変わっていることから推測した考えを発表できる。
A:上記のことについて,生活経験とつないで考えようとする。

一兆を超える大きな数の位取りについて知り,それらの数のよみ方,かき方ができる。

○一兆を超える数についてかいたり,よんだりできる。
B:一兆を超える数をよんだり,かいたりできる。
A:4桁ごとに区切ってよめばよみやすいことが分かり,活用できる。

大きな数の加法的・乗法的構成について分かる。

○大きな数の構成及び相対的な見方について理解する。
B:数直線等を通して,大きな数を「あわせた数」と「集めた数」の見方ができる。

10倍したり,10でわることによって位が移動することを知り,その処理ができる。

○大きな数を10倍したり,10でわったりする処理ができる。
B:10倍した数や10で割った数を考えることができる。
A:10倍や10でわることによって,1000億1兆になる場合やその逆の処理ができる。

(3桁)×(3桁)の計算の仕方が分かり,筆算ができる。

 

 

○既習内容を活かして375×135の計算の仕方を理解し,かけ算の答えを積ということが分かる。
B:既習内容(375×35の筆算)を活用して375×135の筆算の仕方が理解できる。
A:上記に付け加え,どのような間違いが筆算で起きるか指摘し,正しく直すことができる。
(3桁)×(3桁)を筆算で計算することができる。
B:375×135の筆算が正確にできる。
A:上記のような練習問題が10問中8問は正確にできる。

末尾に0や万のつく大きな数のかけ算の仕方を,既習のかけ算をもとに考えて処理することができる。

○末尾の0を処理して積を求める計算の仕方を,億や兆の位にもあてはめて考えることができる。
B:何十何万×何十何万の計算の仕方を,何千何百×何千何百の計算の処理方法と関連させて発表することができる。(式の中にある0の数だけ答えにも0をつければよいので)形式的表現
A:何十何万×何十何万の計算の仕方を,何千何百×何千何百の計算の処理方法と関連させて発表することができる。(100倍の100倍は1万倍になったように)意味を含めた表現

練習することを通して,一億をこえる数についての理解を深める。

 

 

   
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