第4学年 算数科「直方体と立方体」評価規準

単元の評価規準

算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての技能

数量や図形についての知識・理解

立方体や直方体を身のまわりから見つけたり,これらの立体図形の性質を進んで調べたりしようとする。

立方体や直方体を点,線,面の構成要素から分析的にとらえ,それを基に立体図形の構成を考える。

立方体や直方体について,意味や性質,構成要素やそれらの位置関係がわかり,見取図や展開図をかくことができる。

立方体や直方体の概念や性質について知るとともに,面や辺の平行及び垂直関係について理解することができる。

 

時間

ねらい・学習活動

観点

学習活動における具体の評価規準例

身のまわりの立体には,基本的な立体に似た形があることに気づき,調べることを通して,直方体や立方体の意味を理解する。

 

 

○@〜Dの立体からあ,い,うの形と似ているものを見つける。
B:概ね似ている立体を見つけることができる。
A:上記に加え,面の形や数に着目しながら理由を明確にすることができる。
教科書P86の図をもとに直方体や立方体の意味を理解する。
B:長方形や,長方形と正方形で囲まれた立体を直方体といい,正方形だけで囲まれた立体を立方体ということが理解できる。
A:上記に加え,直方体や立方体の形は1つの頂点に集まっている,縦,横,高さの3つの辺の長さで決まることが分かる。

見取図の意味を理解し,直方体や立方体の見取図のかき方を理解する。

○教科書の手順通りに見取図をかく。
B:練習問題Aの見取図を手順通りにかくことができる。
A:Bに加え,練習問題Bの見取り図を正確にかくことができる。

直方体や立方体の展開図のかき方を理解する。

○展開図を正しくかくことができる。
B:直方体の面の形や辺の長さ,面と面とのつながりを考えて展開図をかくことができる。
A:Bに加え,展開図から辺と辺の重なりや点と点の重なりを考えることができる。

cmの立方体の切り開く活動を通して,立方体のいろいろな展開図を考える。

○立方体を切り開きながら,いろいろな展開図を考える。

B:試行錯誤しながら,5種類以上の展開図を考えることができる。
A:全種類(11種類)の展開図を考えることができる。

直方体において面と面の平行・垂直の関係を理解する。

○直方体の箱から面と面の平行・垂直の関係を調べる。
B:2枚の下じき等を使って,直方体の3組の面が平行であることや1つの面に対して4つの面が垂直になっていることを見つけることができる。
A:平面上の直線の位置関係と比べながら,平行・垂直になっている面を考えることができる。

直方体の辺と辺の平行・垂直の関係を理解する。

○直方体の辺と辺の平行・垂直の関係を調べる。
B:鉛筆等を使って,指定された辺に平行な辺や垂直な辺を正確に答えることができる。

A:辺と辺の関係を調べることを通して,1つの辺に平行な辺は3つ,垂直な辺は4つあることを見つけることができる。

直方体の面と辺の平行・垂直の関係を理解する。

○直方体の面と辺の平行・垂直の関係を調べる。
B:三角定規や鉛筆等を使って,指定された面に平行な辺や垂直な辺を正確に答えることができる。

A:面と辺の関係を調べることを通して,1つの面に平行な辺は4つ,垂直な辺は4つあることを見つけることができる。

「練習」をすることを通して,立体についての理解を深める。

 

 

2次元座標の見方を理解し,座標を読んだり,座標を使って位置を表したりする。

  地図をもとに指定された交差点の位置を表す。

B:練習問題Aが概ねできる。

A:Bに加え,練習問題Bが全てできる。

10

3次元座標の見方を理解し,座標を読んだり,座標を使って位置を表したりする。

  教科書Cの問題をもとに空間にあるものの位置を表す。

B:練習問題Dが概ねできる。

A:Bに加え,学校をもとにして,身の回りのたてものの位置を座標で表すことができる。

11

「たしかめ道場」をすることを通して,これまでの学習内容についての習熟を図る。

 

 

   
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