第4学年 算数科「角とその大きさ」評価規準

単元の評価規準

算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての技能

数量や図形についての知識・理解

身の回りにあるものの角度に関心を持ち,進んで測定しようとする。

角の大きさを回転の大きさとしてとらえ,ある角度を2つの角の和や差とみるなどして,測定の仕方やかき方を考えることができる。

分度器を使って角度を測定したり,角をかいたりすることができる。

回転の大きさを表す量としての角の意味を理解し,角の大きさを表す「度()」がわかる。

 

時間

ねらい・学習活動

観点

学習活動における具体の評価規準例

まるく開く扇をつくり,それを利用して,回転してできる形として角をとらえることができる。

○回転の量としての角に関心をもつことができる。

B:扇づくりを通して,回転角としての角の大きさに関心をもつことができる。

A:操作活動を通して,角の大小など学習への興味・関心や見通しがもつことができる。

角度の単位について知り,分度器を使って角の大きさを測定できる。

 

 

○角の単位と測定の仕方について理解している。

B:角の大きさを表す単位「度(゜)」や分度器の使い方について理解している。

 

○分度器を正しく用い,角度を測定することができる。

B:分度器を用いて180以下の角度を測定することができる。

A:測定前に見当をつけて測定の誤りを少なくしたり,測りたい角によって能率的な測り方を工夫したりすることができる。

半回転や一回転の角の大きさについて理解し180より大きい角を工夫して測ることができる。

○180より大きい角の大きさの測り方を考えることができる。

B:測り方を1つ考えることができる。

A:測り方を複数考えることができる。

角のかき方を理解し,分度器を使っていろいろな角をかくことができる。

 

 

 

 

○分度器を正しく用い,角をかくことができる。

B:かき方の手順に従い,180°より小さい角をかくことができる。

A:作図前にどんな形になるか見当をつけておき,大きな誤りを少なくしたり,能率的な作図の仕方を工夫したりすることができる。

 

○180°より大きい角の作図の仕方を考えることができる。

B:180°より大きい角度を測定したときのことを思い出し,作図の仕方についても考えることができる。

A:作図の仕方を複数考えることができ,そのよさを考察できる。

かたむき分度器をつくって,いろいろな角の大きさを測ることができる。

 

 

 

○かたむき分度器を用いて角を測ることに関心をもつ。

B:かたむき分度器の目盛りの見方を理解し,いろいろな角の大きさをはかろうとしている。

A:かたむき分度器の目盛りの見方を理解し,見当をつけていろいろな角の大きさをはかろうとしている。

○かたむき分度器を用いて角を測ることができる。

B:かたむき分度器を正しく使って,角の大きさをはかることができる。

A:かたむき分度器を正しく使って,見当をつけてから角の大きさをはかることができる。

正三角形や二等辺三角形の角の大きさについて知り,角の大きさに着目して三角形をかくことができる

 

 

○正三角形や二等辺三角形の角の大きさについて知る。

B:正三角形や二等辺三角形の角度の性質について理解できる。

 

○角のかき方を使って正三角形や二等辺三角形をかくことができる。

B:正しく分度器を用い,正三角形や二等辺三角形を正確にかくことができる。

A:作図した正三角形や二等辺三角形の角度や辺の長さを確かめることができる。

三角定規の角の大きさを知り,1組の三角定規を組み合わせてできる角の大きさについて考えることができる。

 

 

 

○三角定規の角の大きさについて知る。

B:三角定規の角の大きさと,それが加減可能な量であることについて知る。

A:上のことについて,三角定規を使って具体的に説明することができる。

 

○1組の三角定規を組み合わせてできる角の大きさのよみ・かきができる。

B:1組の三角定規を並べただけのような簡単な場合について,三角定規を組み合わせてできる角の大きさを求めたり,与えられた角度を作ったりすることができる。

A:1組の三角定規を重ねた場合など,やや複雑な場合についても見通しをもって,三角定規を組み合わせてできる角の大きさを求めたり,与えられた角度を作ったりすることができる。

4観点に基づく評価と振り返り

 

 

  
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