第6学年 算数科「分数÷分数」評価規準
単元の評価規準 |
算数への関心・意欲・態度 |
数学的な考え方 |
数量や図形についての技能 |
数量や図形についての知識・理解 |
分数のわり算の計算の仕方を自ら考えようとする。また,分数のわり算が使われる場面を知り,そのよさが分かり,積極的に使おうとする。 |
既習の内容や方法をもとに,分数のわり算の立式や計算の仕方を考え出したり,説明したりすることができる。 |
分数のわり算の計算が正しくでき,その適用をはかることができる。 |
分数のわり算の意味が分かり,計算の仕方が分かる。 |
時間 |
ねらい・学習活動 |
観点 |
学習活動における具体の評価規準例 |
1 |
ペンキをぬる場面から分数でわる計算に関心をもち,その意味を理解する。整数÷分数の計算の仕方を考える。 |
関 考 |
○分数の除法の計算を整数の計算をもとにしようとしていることに気づき,進んで活用しようとする。 B:1dLでぬれるペンキの面積を求めることばの式を使って計算しようとする。 A:数値が分数になった場合にはどうなるか考えようとする。 ○分数の除法の計算を整数の計算をもとにして,筋道を立てて考えることができる。 B:1dLでぬれるペンキの面積を求める式をかき,3/5÷1/3の計算の仕方が考えられる。 A:3/5÷1/3の計算の仕方を面積図等を使って説明することができる。 |
2 |
分数÷分数の立式の意味と計算の仕方を理解する。 |
知 |
○分数のわり算では,わる数の逆数をかければよいことが分かる。 B:わられる数とわる数に同じ数をかけて,わる数を1にして,分数÷分数の計算ができる。 A:わられる数とわる数に逆数をかけて,分数÷分数の計算ができる。 |
3 |
帯分数や整数を含む分数のわり算の計算の仕方を理解する。 |
技 |
○帯分数÷分数,整数÷分数,分数÷整数の計算の仕方を考えることができる。 B:帯分数を仮分数に直したり,整数を分母が1の分数とみたりして分数のわり算ができる。 A:簡単な計算の仕方に気づき,分母の1を省略してもよいことのわけを説明できる。 |
4 |
「練習」をすることを通して,分数についての理解を深める。 |
|
各観点の評価 |
5 |
分数を使った割合の問題や時間の問題を解くことができる。 |
知 |
○割合や時間などを表す分数を用いて,問題解決ができる。 B:関係図を利用して,問題文の立式ができる。 A:分数を使って立式し,手際よく問題を解くことができる。 |
6 |
小数や整数を含む乗除混合計算を分数の形にまとめることができる。 |
技 |
○小数や整数を含む乗除混合計算を1つの分数の形にまとめることができる。 B:整数は分母が1の分数に,小数は分母が10や100の分数とみて分数のかけ算の形になおして計算することができる。 A:わり算はすべてかけ算の形になおることが分かり,計算をより簡単にする方法を考えながら計算することができる。 |
7 |
分数に関する計算のきまりを理解する。 |
考 |
○交換法則,結合法則,分配法則が分数についても成り立つか確かめることができる。 B:1/2,1/3,1/4をあてはめて分数も交換法則,結合法則,分配法則が成り立つことが分かる。 A:分数も整数や小数と同じように交換法則,結合法則,分配法則が成り立つことが分かり,それらのきまりを使って簡単に計算できる仕方を考える。 |
8 |
わられる数と商の大小比較を通して,わる数と商との関係について確かめようとする。 |
関 |
○わられる分数(60)を,いろいろな分数でわって商の大きさを確かめようとする。 B:いろいろな分数をあてはめて計算し,わられる数と商の大小比較をしようとする。 A:分数のかけ算の学習を生かし,見通しをもって,わられる数と商の大小比較ができる。 |
9 |
「練習」をすることを通して,分数についての理解を深める。 |
|
各観点の評価と学習の振り返り |