第5学年 算数科「整数」評価規準

単元の評価規準

算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての技能

数量や図形についての知識・理解

偶数,奇数,倍数,約数などを知り,それらについて調べようとする。

整数を偶数と奇数の観点で類別することができる。公倍数や公約数を利用して問題を解決することができる。

整数を偶数と奇数に分類したり,倍数,約数などを落ちなく見つけたりすることができる。

偶数,奇数,倍数,約数などの意味を知り,それらを使って問題を解決する方法を理解している。

 

時間

ねらい・学習活動

観点

学習活動における具体の評価規準例

整数を分類することに関心をもち,偶数と奇数の意味を理解する。

 

 

 

 

○紅白の組分けを通して,整数を分類することに関心をもつ。

B:整数を2でわり切れる数とわり切れない数に分けていく中で,交互になっているなどの特徴を見つけることができる。

A:一の位が0,2,4,6,8と1,3,5,7,9になっているなどの特徴を見つけ,進んでノートにかいたり発表したりできる。

○整数を偶数と奇数に類別できる。

B:整数を2でわり切れるか否かで,偶数と奇数に類別できる。

A:上記に加え,さらに大きい整数も一の位に着目して類別できる。

倍数,公倍数,最小公倍数の意味を理解する。

○倍数,公倍数,最小公倍数の意味を理解することができる。

B:の倍数とはずつ増えていく数の集まりであることが分かる。

の公倍数とはでもでもてわり切れる数の集まりであることが分かる。

A:いくつかの整数の中からの倍数,○と△の公倍数や最小公倍数を見つけることができる。

 

公倍数や最小公倍数を工夫して求める。

○公倍数や最小公倍数を工夫して落ちなく見つけることができる。

B:2つの数の倍数を順にかき並べて,公倍数を見つけることができる。

A:大きい数の倍数から2つの数の最小公倍数を見つけ,それをもとに公倍数を見つけることができ 

る。

 

100までの数表の中で,ある数の倍数になっている数を見つけて色づけし,模様をつくる。

○倍数の模様を予想しながらつくることができる。

B:倍数の色づけしてできた模様をもとに,次の模様を予想しながら色づけしようとすることができる。

A:様々な数の倍数の模様をつくり,その特徴を見つけようとする。

公倍数を利用して問題を解決する。

○公倍数を利用して問題を解決することができる。

B:図や数直線などを利用して,問題を解決し,結果的に公倍数を見つければよいことに気付く。

A:2つの数の公倍数を考えれば問題が解決できることを見つけ,公倍数を考える。

約数,公約数,最大公約数の意味を理解する。

○約数,公約数,最大公約数の意味を理解することができる。

B:の約数とはをわり切ることのできる整数の集まりであることや,の公約数とはの約 

数にもの約数にもなっている数の集まりであることが分かる。

A:いくつかの整数の中から約数や公約数を見つけることができる。

公約数や最大公約数を工夫して求める。

○公約数や最大公約数を工夫して落ちなく見つけることができる。

B:2つの数の約数を順にかき並べて,公約数を見つけることができる。

A:小さい数の約数から順に約数を見つけ,それをもとに公約数を見つけることができる。

10

公約数を利用して問題を解決する。

○公約数を利用して問題を解決することができる。

B:図や表を使って意味を考えながら,最大公約数を求めて問題を解決できる。

A:図や表を使わずに最大公約数を求めて問題を解決できる。

11

素数の意味を理解する。

○素数の意味を理解することができる。

B:素数とは,1とその数のほかに約数がない数であることが分かる。

A:いくつかの整数の中から素数を見つけることができる。

12

「たしかめ道場」の問題を解き,倍数や約数などの習熟を図る。

 

 

   
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