第5学年 算数科「小数÷小数」評価規準
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       単元の評価規準  | 
      
       算数への関心・意欲・態度  | 
      
       数学的な考え方  | 
      
       数量や図形についての技能  | 
      
       数量や図形についての知識・理解  | 
    
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       小数のしくみや計算のきまりを用いて,小数の除法の計算の仕方を進んで考えるとともに,小数の除法のよさに気付き様々な場面で活用しようとする。  | 
      
       小数の除法の意味やその仕方について,既習をもとにしたり,小数のしくみや計算のきまりなどをもとにしたり問題場面に応じて考えることができる。  | 
      
       (1/10の位までの小数)÷(同小数)の計算・筆算ができる。また,概数やあまりを適切に表すことができる。  | 
      
       (小数)÷(小数)の計算の意味やその仕方を理解する。  | 
    
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       時間  | 
      
       ねらい・学習活動  | 
      
       観点  | 
      
       学習活動における具体の評価規準例  | 
    
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       (整数)÷(小数)の意味を理解するとともに,(整数)÷(1/10の位までの小数)の計算の仕方を考える。  | 
      
       関 考  | 
      
       ○わり算の領域が小数にまで広がることに関心をもつ。 B:設定された場面の除数が小数になる場合もあり,その場合は(整数)÷(小数)という式が成り立つという自分の考えをノートにかいたり発表したりできる。 A:除数が整数とは限らず,小数や分数になることもあり,それにともなって小数や分数でわるわり算の式も存在することをノートにかいたり発表したりできる。 ○96÷2.4などの計算の仕方を,わる数とわられる数に同じ数をかける考え方を用いて考えることができる。 B:96÷2.4の計算の仕方について,「96と2.4を10倍することで960÷24の形で計算できる」ことをノートにかいたり発表したりできる。 A:上記の考え方を「わる数とわられる数に同じ数をかけても商は変わらない」ことを用いて説明し,数値が変わってもその考え方を用いて商を求めることができる。  | 
    
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       2  | 
      
       (小数)÷(小数)のわり算の存在を確認し,(整数)÷(小数)の場合から類推して計算の仕方を考える。  | 
      
       考 技  | 
      
       ○(整数)÷(小数)の場合から類推して,(小数)÷(小数)の計算の仕方を考えることができる。 B:前時の考え方をもとに,わる数とわられる数に同じ数をかける考え方を用いて考えることができる。 A:上記の考え方に加えて,0.1を単位と考えて,整数÷整数の形にする方法を発表したり,ノートにかいたりできる。 ○(小数)÷(小数)の計算ができる。 B:(小数)÷(小数)の計算を(整数)÷(整数)の計算の仕方を利用して計算することができる。 A:上記の問題について,わる数を整数にする方法で説明したりノートにかいたりできる。  | 
    
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       小数でわるわり算の筆算の方法を考える。  | 
      
       技  | 
      
       ○小数でわるわり算の筆算ができる。 B:小数のわり算の筆算を(整数)÷(整数)の筆算の計算の仕方を利用して計算することができる。 A:上記の問題を,小数点を同じけた数だけ右にうつすなどの説明をしながら解くことができる。  | 
    
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       4  | 
      
       わり切れるまでわり進むわり算の筆算,商を四捨五入によって概数で表す場合のわり算の筆算の仕方を理解する。  | 
      
       考 技 技  | 
      
       ○示された位まででわり切れない場合のわり算の処理の仕方について考えることができる。 B:1つ下の位の0を下ろしてわり進んでいく方法,商を概数で表す方法,あまりを示す方法などを整数のわり算をもとにして考えることができる。 A:整数のわり算をもとにするとともに,それを筋道立てて考えることができる。 ○わり切れるまでわり進むわり算の筆算ができる。 B:わり切れるまでわり進むわり算の筆算ができる。 A:上記の問題を説明しながら解くことができる。 ○商を四捨五入によって概数で表す場合のわり算の筆算ができる。 B:商を四捨五入によって概数で表す場合のわり算の筆算ができる。 A:上記の問題を説明しながら解くことができる。  | 
    
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       わり切れない場合に,ある位まで商を求め,あまりを示す場合のわり算の筆算の仕方について理解する。  | 
      
       考 技  | 
      
       ○あまりの大きさについて考えることができる。 B:あまり「21」について,「21mと考えるとわる数より大きいからおかしい。」と考えることができる。 A:上記のことに加え,線分図を用いたり,あまりのあるわり算の商とあまりについての確かめの式を用いたりしながら,あまりが2.1であると考えることができる。 ○あまりを示す場合のわり算の筆算ができる。 B:あまりを示す場合のわり算の筆算ができる。 A:上記の問題を説明しながら解くことができる。  | 
    
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       小数でわったときの商が,わられる数と比べて大きいか小さいかについて考え,その仕組みを理解することができる。  | 
      
       考 知  | 
      
       ○わる数の大きさに着目し,わられる数と商の大小関係のきまりをかんがえることができる。 B:自分でわる数を変えながら調べ,1が境界になっていることを見つけることができる。 A:上記のことに加え,1が境界になっていることを整理し,筋道立てて考えることができる。 ○わる数によって,商がわられる数より大きくなるか小さくなるかが分かる。 B:わる数によって,商とわられる数との大小関係が分かる。 A:わる数が1より小さくなると商はわられる数より大きくなることが分かる。  | 
    
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       「練習問題」をすることを通して,(整数または小数)÷(小数)の意味や計算の仕方についての理解を深め,習熟を図る。  | 
      
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