第3学年 算数科「三角形」評価規準

単元の評価規準

算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての技能

数量や図形についての知識・理解

身の回りから,いろいろな三角形を探し,辺の長さや角の大きさに着目して,分類しようとする。

辺の長さや角の大きさによって,三角形を分類して考えることができる。

コンパスを使って,二等辺三角形や正三角形を正しくかくことができる。

図形を構成する要素に着目して,二等辺三角形や正三角形について知り,それらの性質や角の意味が理解できる。

 

時間

ねらい・学習活動

観点

学習活動における具体の評価規準例

ストローやひごを使って,いろいろな形の三角形をつくり,辺の長さの組み合わせに着目して分類する。

 

 

 

○形や大きさの違う三角形をつくり,辺に着目して分類する。
B:できた三角形を,辺の長さが全部同じ長さ,2本同じ長さ,全部違う長さの3つのグループに分けることができる。
A:それぞれの三角形のグループの名前を考えようとする。
○二等辺三角形・正三角形の定義を知る。
B:等しい辺の長さに着目して,二等辺三角形や正三角形の意味を理解する。
A:辺の長さ以外にも共通していえることはないか,考えることができる。

二等辺三角形と正三角形の作図を通して,概念を深め,二等辺三角形と正三角形の相互の関係を理解する。

○コンパスを使って,二等辺三角形と正三角形の作図ができる。
B:与えられた辺の長さの二等辺三角形と正三角形を2つずつかくことができる。
A:コンパスを使って作図した後に,辺の長さを進んで確認することができる。

円を使って二等辺三角形や正三角形をつくったり,紙を折ったり切ったりして二等辺三角形や正三角形をつくったりすることを通して,辺の長さに着目してそれらの三角形の概念を深めることができる。

 

 

 

○円と半径を使ってかいた三角形がどれも二等辺三角形になることを説明する。
B:円の半径はどれも長さが同じことに気づき,二等辺三角形の定義に基づいて説明できる。
A:もう1つの辺も同じ長さにすれば,正三角形になることに気づき,定義を基に説明することができる。

○色紙を使って,二等辺三角形や正三角形を作ることができる。
B:紙を折って辺を重ねて,二等辺三角形や正三角形を作ることができる。

A:線のひき方により,いろいろな形や大きさの二等辺三角形や正三角形をつくることができる。

三角形のかどの形をもとに角の概念を理解し,2つの辺の開き具合として角の大きさの概念を理解する。

○角の意味や角の大きさの概念を理解する。
B:角の意味を理解し,角の大小について比較判断ができる。
A:様々な形の角があることを理解し,角をつくり,大小について比較判断ができる。

操作を通して,角の大きさに着目し,二等辺三角形と正三角形の性質を理解する。

 

 

 

 

 

○操作を通して,二等辺三角形と正三角形の角の大きさを比べ,それぞれの性質を調べることができる。
B:二等辺三角形と正三角形の角の大きさを調べ,それぞれの角の定義を考えることができる。
A:いろいろな二等辺三角形や正三角形をつくり,それぞれの角の大きさを比べ,どの大きさや形の三角形でも定義があてはまることを調べることができる。
○角の大きさについて,二等辺三角形と正三角形の性質を理解する。
B:操作を通して,二等辺三角形と正三角形の角についての性質を理解できる。
A:操作を通して,角についての性質以外にも,二等辺三角形と正三角形の性質をみつけることができる。

「三角形のしきつめ」をすることを通して,二等辺三角形と正三角形の性質についての理解を深める。

 技

二等辺三角形や正三角形を敷き詰め,いろいろな形を見出すことができる。
B:正三角形や二等辺三角形を敷き詰めることができる。
A:正三角形や二等辺三角形を敷き詰めて,いろいろな形をつくることができる。

たしかめ道場

 

 

 
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