第2学年 算数科「三角形と四角形」評価規準

単元の評価規準

算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての技能

数量や図形についての知識・理解

三角形や四角形に関心をもち,それらの性質を進んで調べようとする。

長方形,正方形,直角三角形について,根拠をもってそれらを弁別することができる。

紙を折って直角をつくったり,長方形,正方形,直角三角形を作図したりすることができる。

三角形,四角形,及び直角,長方形,正方形,直角三角形について理解している。

 

時間

ねらい・学習活動

観点

学習活動における具体の評価規準例

直線で囲む操作を通して三角形や四角形の定義を知り,三角形や四角形について調べるという課題をつかむ。

○三角形や四角形の定義を理解することができる。
B:動物を囲んだ形について,辺の数を確かめながら三角形か四角形か判断することができる。
A:動物を囲んだ形について,三角形か四角形か弁別し,さらに「3本,4本」「直線」「囲まれている」という言葉を使って,その根拠を話すことができる。

いくつかの図形の中から,「辺が直線か」「直線の本数」「囲まれているか」という観点で,三角形や四角形を弁別したり,点構成をしたりする。

 

 

 

○三角形や四角形の定義に照らして図形を判別したり正しいわけを説明したりすることができる。
B:向きや大きさにかかわらず,三角形や四角形の定義に照らして判別することができる。
A:上記に加え,そのわけを「辺が直線か」「直線の本数」「囲まれているか」という観点でわかりやすく説明することができる。
○三角形や四角形を作図することができる
B:3つあるいは4つの点を選び,直線でつなぎ,三角形や四角形をかくことができる。
A:不安定な位置にある図形も三角形や四角形として認め,多様な三角形や四角形を正確にかくことができる。

三角形や四角形を一本の直線で分割して新たに三角形や四角形を作ることを通して,三角形や四角形についての理解を深める。

○見通しをもって,三角形や四角形を1本の直線で分割し,三角形や四角形を作ることができる。
B:ものさしを頂点や辺にあて,分割した後の形を予想しながら作ることができる。
A:「一つの頂点を通るようにひくと,新しい頂点が増える」等見通しをもって分割するとともに,できあがった形を三角形か四角形か辺の数で確かめることができる。

身の回りから三角形や四角形を見つける。

○身の回りから三角形や四角形の形をしたものをみつけることができる。
B:身の回りの三角形や四角形の形をしたものを探すことができる。
A:身の回りで三角形や四角形の形をしたものをあらかじめ予想したり,指摘したりしながら探すとともに,みつけた形が三角形か四角形かの根拠を話すことができる。

紙を折る操作を通して直角を理解する。

○2回折ってできた角の形を直角と理解することができる。

B:紙を正しく折り,できたかどの形を自分なりの言葉で表現し,「直角」のイメージをふくらませることができる。

A:上記に加えて,できた直角と同じ形を身の回りからみつけることができる。

紙を折る操作を通して作った長方形を角の大きさ・辺の長さという点から調べ,理解を深める。

○折ってできた形を長方形と理解することができる。

B:できた形の4つのかどを,前時作った紙や三角定規の直角を用いて,直角であることを調べ,「直角」という言葉を使って,できた形を言い表すことができる。

A:上記に加えて,辺の長さについて折り重ね合わせる活動から同じか違うかを調べ,説明することができる。

長方形の紙を切る操作を通して作った正方形を角の大きさ・辺の長さという点から調べ,理解を深める。

点をつないでできた形から,長方形・正方形を弁別する。

 

 

 

○切ってできた形を正方形と理解することができる。
B:前時の活動を思い出し,角の大きさ・辺の長さを調べ,「直角」「辺の長さ」という言葉を使って,できた形を言い表すことができる。
A:上記に加えて,長方形との違いを説明することができる。

○長方形や正方形を正しく選び出すことができる。

B:予想を立てた上で選び出し,定義に沿って角の大きさ・辺の長さを調べ確かめることができる。

A:予想を立てた理由を説明したり,(ひし形)のように辺の長さが等しくても角が直角にならない形があることに気付き説明したりできる。

長方形や正方形を対角線で2つに切る操作活動を通して作った直角三角形について理解する。

○切ってできた形を直角三角形と理解することができる。
B:できた形について自分なりの言葉で表現しイメージを膨らませるとともに,長方形や正方形の違いから「直角」を用い三角形を言い表すことができる。
A:上記に加えて,身の回りから直角三角形になっているものをみつけることができる。

方眼紙を使って,長方形,正方形,直角三角形を作図する。

○長方形,正方形,直角三角形の作図ができる
B:方眼紙を使って決められた長方形,正方形,直角三角形を正しく作図することができる。
A:上記に加えて,自分で辺の長さを決めた長方形,正方形,直角三角形を正しく作図することができる。

10

色紙から作った長方形,正方形,直角三角形を組み合わせて,長方形,正方形,直角三角形をつくる。

 考

○長方形,正方形,直角三角形を組み合わせて,長方形,正方形,直角三角形をつくり,その根拠を説明することができる。

B:長方形,正方形,直角三角形から2枚を選んで,長方形,正方形,直角三角形を作ることができ,その根拠を「直角」「辺の長さ」という言葉を用いて説明できる。

A:どの形を選べばできるか,見通しをもって取り組むことができる。また,さらに枚数を増やしても長方形,正方形,直角三角形を作ることができる。

11

色紙から作った長方形や正方形をしきつめて,いろいろなもようをつくり,平面の広がりに気づく。

 関

○長方形,正方形,直角三角形の色紙を使った平面のしきつめを楽しむことができる
B:同じ形の色紙を使って画用紙をしきつめることができる。
A:しきつめた模様の中から長方形,正方形,直角三角形を見つけることができる。

12

(たしかめ道場)

 

 

  
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