第6学年 算数科 評価規準評価規準一太郎ファイル形式

単元 5 「平均」









算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての表現・処理

数量や図形についての知識・理解

平均を用いることのよさがわか
り,平均を活用して問題を処理し
ようとする。

具体的な場面での平均値の活用の
仕方について考える。

平均を計算で求めることができ,
歩幅などの測定した値を平均を用
いて処理し,それを用いて,長さ
などの概測ができる。

平均の意味と計算の仕方について
理解する。

時間

ねらい・学習活動

学習活動における具体の評価規準例


いくつかの大きさの量をならすことが用いられる場面を考え,平均の意味,平均の計算の仕方について理解する。

授業の様子





【知】「平均の意味とその有用性が理解できる」
B:平均の意味とその計算の仕方が分かる。
A:平均をとることの有用性について考えることができる。



平均を求め,問題解決に活用することができる。




【表】「平均を求め,それを的確に活用できる」
B:項目の度数に0が含まれていても,その項目も個数に入れて平均を計算し,平均を用いておよその量を計算することができる。
A:平均値はひとつの状況を代表するものであることから,項目の度数に0が含まれているときや,平均値が小数になったときにも,同じ計算の仕方でよいということがわかり,問題解決ができる。


いくつかの部分の平均を知って,全体の平均を求める問題を解くことができる。
指導案 
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表】「部分の平均から全体の量を知って,平均を求めることができる」
B:部分の平均から部分の合計を求め,そこから全体の合計を知って平均を求めることができる。
A:部分の平均の平均を求める方法では,正しい平均を求められないことがわかった上で,上記の方法で,全体の平均を求めることができる。



平均を利用することのよさがわかり,これを用いて歩幅を求め,求めた歩幅を用いて,道のりの概測ができる。





【関】「平均を用いることのよさが分かり,測定した値の処理などに,進んで平均を利用しよう
とする」
B:1歩の歩幅を測定するのに,10歩歩いて平均をとることのよさが分かり,平均を利用しようとする。
A:生活の場面で使えそうだと考え,自分の歩幅はどのぐらいなのか調べようとする。



自分の歩幅を求め,身近にある道のりを求めることにより,平均の利用及び概測についての理解を深める。




【関】「歩幅を使った概測の仕方について関心を持ち,自分の歩幅を求めて概測をしようとする」
B:自分の歩幅を関心をもつて概測し,自分の歩幅を使って,身の回りの道を概測しようとする。
A:同じ考えは歩幅だけではなく,測定値がそのときによって違うものすべてに使えることや,体の他の部分を使っても概測ができると考え,歩幅以外のものの平均を求めようとしたり,歩幅以外のものを使って,概測をしようとしたりする。


自ら課題を選択し,平均値を使った考察をすることができる。





【考】「2つの平均値の比較を通して,その結果を関連づけて考察することができる」
B:平均値を比較して考察することができる。
A:関連する2つ以上の平均値の資料を関連付けて考えることができる。



グラフをもとに,平均を求めるための手際のよい方法を考える。




【考】「グラフなどを手がかりにして平均を求める手際のよい方法を考えることができる」
B:グラフなどを手がかりにして,手際よく平均を求める方法を1つは考えることができる。
A:仮の平均を定める方法のよさが分かり,それを応用して仮の平均の定め方をいろいろ考えることができる。


練習問題をすることで,平均を求める計算や,平均を使って解決する問題を処理することができる。




単元末評価テスト PDFファイル形式 一太郎ファイル形式

平成10年度学習指導要領(旧学習指導要領)に準じています。ご注意ください。

木

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