第6学年 算数科 評価規準評価規準一太郎ファイル形式

単元 3 「立体」









算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方
数量や図形についての表現・処理 数量や図形についての知識・理解
立方体や直方体及び三角柱などの角柱ならびに円柱を身のまわりから見つけたり,これらの立体図形の性質を進んで調べたりしようとする。
立方体や直方体を点,線,面の構成要素から分析的にとらえ,それを基に立体図形の構成を考える。

立方体や直方体について,意味や性質,構成要素やそれらの位置関係がわかり,見取図や展開図をかくことができる。

三角柱,四角柱などの角柱及び円柱の構成要素について意欲的に調べ,これらの立体図形の意味が分かる。

時間
ねらい・学習活動

学習活動における具体の評価規準例



身のまわりの立体には,基本的な立体に似た形があることに気づき,調べることを通して,直方体や立方体の意味を理解する。










【関】「立体を類別して規則性をもった分け方を考える」
B:身のまわりから基本的な立体と似た形を見つけることができる。
A:上記に加え,調べたい事柄と,そのためにはどうするかの2点が明確にできる。
【知】「直方体や立方体の意味を理解する」
B:長方形や,長方形と正方形で囲まれた立体を直方体といい,正方形だけで囲まれた立体を立方体ということが理解できる。
A:直方体や立方体の形は1つの頂点に集まっている,縦,横,高さの3つの辺の長さで決まることが分かる。



見取図の意味を理解し,直方体や立方体の見取図をかき方を理解する。








【表】「見取図を正しくかくことができる」
B:全体の形が分かるように手順に沿って見取図をかくことができる。
A:身のまわりの直方体や立方体の見取図を長さや垂直の関係に気付いて正しくかくことができる。

【知】「見取図の意味を理解する」
B:直方体や立方体などの全体の形が分かるようにかいた図を見取図ということが理解できる。
A:正面をどこにするかによって見取図がいくつもかけることが理解できる。



直方体や立方体の展開図のかき方を理解する。









【表】「展開図を正しくかくことができる」
B:直方体の面の形や辺の長さ,面と面とのつながりを考えて展開図をかくことができる。
A:直方体や立方体の特徴をとらえ,工夫して展開図をかくことができ,箱作りができる。

【知】「展開図の意味を理解する」
B:辺にそって切り開いた図を展開図ということが理解できる。
A:辺の切り方によって展開図がいくつもかけることが理解できる。





決められた面の形を用いてできる,いろいろな直方体や立方体の形を考える。












【考】「直方体や立方体を作るために直方体や立方体を構成する面の関係を考える」
B:直方体や立方体を作ることができる長方形や正方形の厚紙を何種類かの厚紙の中から選ぶことができる。
A:上記で作った以外のすべての組み合わせを考えたり,それ以外の組み合わせはないことなどの説明ができる。


決められた長さの辺を用いてできる,いろいろな直方体や立方体の形を考える。




【考】「直方体や立方体を作るために直方体や立方体を構成する辺・頂点の関係を考える」
B:直方体や立方体を作ることができるひごを何種類かのひごの中から選ぶことができる。
A:上記で作った以外のすべての組み合わせを考えたり,それ以外の組み合わせはないことなどの説明をすることができる。


平面と平面の平行・垂直の関係を理解する。






【知】「直方体の面と面の平行・垂直の関係を理解する」
B:2枚の下じき等を使って,直方体の3組の面が平行であることや1つの面に対して4つの面が垂直になっていることを見つけることができる。
A:平面上の直線の位置関係と比べながら,平行・垂直になっている面を考えることができる。



面と辺,辺と辺の平行・垂直の関係を理解する。






【知】「直方体の面と辺・辺と辺の平行・垂直の関係を理解する」
B:三角定規や下じきと鉛筆等を使って,面と辺,辺と辺の関係を調べ,
11つの面に平行な辺は2つ,垂直な辺は4つあること
21つの辺に平行な辺は3つ,垂直な辺は4つあること
を見つけることができる。
A:平面上の直線の位置関係と比べながら,平行・垂直になっている面や辺を考えることができる。


角柱・円柱の用語を知り,その底面,側面の形,位置関係を調べる活動を通して,角柱,円柱の意味を理解する。











【関】「立体を類別して規則性をもった分け方を考える」
B:さまざまな観点で仲間分けをすることができる。
A:これまでの学習してきた構成要素やその位置関係などを観点として活用して仲間分けすることができる。
【知】「角柱・円柱の意味を理解する」
B:底面の数は2つであることや角柱の側面の数が底面の形で決まることが理解できる。
A:上記のことに加えて,2つの底面の位置関係,角柱と円柱の違いが理解できる。


立方体の展開図をいろいろ考えることを通して算数の楽しさを実感する。
指導案 
PDFファイル形式
 一太郎ファイル形式

授業の様子






【考】「根拠をもって,いろいろな展開図について考える」
B:試行錯誤しながら,いろいろな展開図を考えることができる。
A:規則性を見つけて展開図を考えることができる。

10

「練習」をすることを通して,立体についての理解を深める。






平成10年度学習指導要領(旧学習指導要領)に準じています。ご注意ください。

木

もどる


このページから訪問された方へ

 香川県算数教育研究会(香算研)は香川県の教員で構成されている算数教育研究の同好会です。
 このホームページでは,実践例やプリント・ワークシートの充実を図っています。
 ぜひ,TOPページからご覧ください。
香算研TOP