第6学年 算数科 評価規準評価規準一太郎ファイル形式

単元 10 「分数のかけ算」









算数への関心・意欲・態度

数学的な考え方

数量や図形についての表現・処理

数量や図形についての知識・理解

分数のかけ算の計算の仕方を自ら考えようとする。また,分数のかけ算が使われる場面を知り,そのよさが分かり,積極的に使おうとする。
既習の内容や方法をもとに,分数のかけ算の立式や計算の仕方を考え出したり,説明したりすることができる。
分数のかけ算の計算が正しくでき,その適用をはかることができる。

分数のかけ算の意味が分かり,計算の仕方が分かる。

時間

ねらい・学習活動



学習活動における具体の評価規準例



織布の面積から分数のかけ算の意味をつかみ,分数×整数の立式の意味と,面積図を用いての計算の方法を理解する。






【関】「分数の乗法の計算が整数や小数の計算をもとにしていることに気づき,進んで活用しようとする」
B:1時間あたりの量×時間の関係から,4/5×2等の計算の式を考えることができる。
A:4/5×2等の計算の仕方を面積図等を用いて説明することができる。



分数×分数の立式の意味と,面積図を用いての計算の方法を理解する。






【表】「時間が分数になっても,整数の場合と同じ関係であることから,ことばの式にあてはめて立式できる」
B:4/5×1/3等の計算の仕方を面積図等を使って考えることができる。
A:4/5×1/3等の計算の仕方を面積図等を使って説明することができる。



分数×分数の一般的な計算の仕方を理解する。






【考】「分数のかけ算では,分母どうし,分子どうしを,それぞれかけるとできることが分かる」
B:4/5×2/3等の計算の仕方を面積図等を使って考えることができる。
A:4/5×2/3等の計算が4×2/5×3となることを面積図等を使って説明することができる。



整数×分数,分数×整数の計算の仕方や,途中で約分する計算の仕方を理解する。











【表】「整数×分数,分数×整数の計算の仕方を考えることができる」
B:整数は,分母が1の分数になおすことができることに気づく。
A:簡単な計算の仕方に気づき,分母の1を省略してもよいことのわけを説明できる。

【知】「分数のかけ算では途中で約分をしてもよいことを理解する」
B:途中で約分をしても結果は同じになることが理解できる。
A:途中で約分することで計算が簡単になることを理解できる。



割合を表す分数を理解し,分数倍を使った問題を解くことができる。






【知】「割合を表す分数の意味が理解できる」
B:一方は他方の2/3倍であることを関係図をもとに理解することができる。
A:一方は他方の2/3倍であるとき,一方は他方の2/3というように,倍を省略することがあることを理解する。。



時間を表す分数を理解する。
分数が用いられている速さの問題や面積,体積の問題を解くことができる。











【知】「いろいろな量を分数で表すことを理解する」
B:時計の文字板を用いて,時間の分数表記について理解することができる。
A:数量の関係を立式する場合に分数表記を用いると便利なことが理解できる。

【表】「いろいろな量を分数で表し,公式を用いて計算することができる」
B:速さと時間から,分数を使って道のりを求める問題が解ける。
A:分数を公式に用いて,道のりや面積や体積を求めることができる。



分数×分数における「かけられる数」と積の大小を比較する活動を通して,「かける数」と積の大きさとの関係について理解する。






【関】「乗数によって,被乗数と積との大小関係が決まることを理解しようとする」
B:2/3と積の大きさの大小比較を,自分で考えた方法でしようとする。
A:乗数が1より大きいか小さいかで積と被乗数との大小を比較しようとする。



かけても,ひいても答えが同じになる二つの分数をつくることができる。






【関】「分数のかけ算の適用題に取り組むことができる」
B:□の中に×と−の記号を入れて計算する。
A:二つの分数・分母の関係に着目して気がついたことが発表できる。



「練習」をすることを通して,分数についての理解を深める。







平成10年度学習指導要領(旧学習指導要領)に準じています。ご注意ください。

木

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